朝、目を覚ますと、ベッドの足元にちょこんと座っているラッキーの姿。
私が少しでも動こうものなら、「にゃっ!」と一声。
そう、遊びの時間の始まりです。
アメリカンショートヘアのラッキーはとにかく遊びが大好きで、毎日「今日は何する?」と問いかけてくるように、いろんな遊びに挑戦してきます。
時にはひとりでおもちゃをくわえて歩き回り、時には家族みんなを巻き込んで追いかけっこ。
そんなラッキーの“遊び上手”な日常を、今日はたっぷりご紹介したいと思います。
ラッキーの1日は遊びから始まる
目覚まし時計よりも正確に、毎朝遊びの合図をくれるラッキー。
まだ目が覚めきらない私のそばにぴったりと寄り添って、「今日はなにして遊ぶ?」とばかりに大きな瞳で見つめてきます。
そんな彼女の1日は、エネルギー全開の“遊び”からスタートするんです。
朝の「にゃっ!」は遊びの号令
朝、私がほんの少し体を動かすと、ラッキーは「にゃっ!」と短く鳴いて飛び起きます。
それはもう、わが家で「遊びの号令」と呼ばれているほど。
その声に合わせて私が起き上がると、ラッキーはすぐにお気に入りのおもちゃの元へダッシュ。
おもちゃをくわえて戻ってきて、足元にポトンと落とすのが毎朝の儀式なんです。
そのタイミングの良さには、思わず笑ってしまうこともしばしば。
目覚ましよりもずっと可愛い“モーニングコール”です。
おもちゃのストックは引き出しいっぱい
ラッキーのために用意したおもちゃは、今や引き出し1つ分を軽く超えるほど。
その中でも、ラッキーのお気に入りは常に変化します。
羽根付きじゃらし、フェルトボール、ネズミ型のぬいぐるみ…。
どれもラッキーなりの“旬”があって、今日はこれ、明日はあれと、毎日違う遊びを選んでくるんです。
私たち家族はその日のおもちゃチョイスを見て、「今日は狩りモードかな?それともリラックス系?」なんて、ちょっとした会話が生まれるようになりました。
ごはんより遊び?エネルギー全開の朝時間
驚くのは、ラッキーが朝ごはんよりも先に遊びを選ぶこと。
お皿にフードを入れても、まずはおもちゃでひと暴れしてから、ようやく口にするという日も珍しくありません。
体を動かしてから食べるのが習慣になっているようで、アスリートのような生活リズムにちょっと感心してしまいます。
遊びでしっかりエネルギーを使ってからごはんを楽しむ——ラッキーのそんな姿を見て、私も朝から元気をもらっているんですよ。
お気に入りのおもちゃと独自の遊び方
ラッキーのおもちゃ選びには、その日の気分やテンションが大きく影響します。
同じおもちゃでも、遊び方やアプローチが毎回違うから面白いんです。
ラッキーなりの「こだわり」があるようで、その様子を見ているだけでも飽きません。
第1位は羽根付きじゃらし!狩猟本能爆発
堂々の1位は、やっぱり「羽根付きじゃらし」。
これを振ると、ラッキーの目の色が変わります。
狙いを定めてジッと低く構え、一気に飛びかかる姿はまさにハンターそのもの。
ジャンプ力もなかなかで、時にはソファの背もたれを飛び越えるほどの勢いで追いかけてきます。
キャッチできたときのドヤ顔といったらもう…!誇らしげに羽根をくわえて歩く姿に、「今日も一仕事終えたわ」という満足感がにじみ出ているんですよ。
段ボールと紙袋は最強の隠れ家
ラッキーのもうひとつの“定番”は、段ボール箱と紙袋。
おもちゃじゃないのに、これほど夢中になるとは…と思うくらい、長時間入り浸っています。
特に紙袋はカサカサ音が楽しいらしく、中でぐるぐる回ったり、急に飛び出してきたり。
私たちが油断していると、いきなり足元から「ばっ!」と現れて、家族みんなが驚かされることも。
隠れているつもりなのか、ちょっと出ているしっぽが丸見えで、それがまたたまらなく可愛いんです。
ひとり遊びも得意!お気に入りの“持ち運び遊び”
ラッキーはひとり遊びも上手。
特にフェルトボールや小さなぬいぐるみをくわえて、あちこちに運んで遊ぶのが好きなんです。
廊下にコロコロと転がして、自分で追いかけてまたくわえて…。
まるでキャッチボールのように自分で遊びを完結させている姿には、毎回驚かされます。
ときにはベッドの上やクッションのすき間に“コレクション”されていて、私がそれを発見して「またここに置いたのね」と笑うのも、日常の楽しみのひとつです。
家族全員を巻き込む遊びの誘い方
ラッキーは遊びの天才。彼女はただひとりで楽しむだけでなく、しっかり家族を巻き込んでくるんです。
その方法がまた絶妙で、「はいはい、わかったよ」とつい反応してしまうのは、私たち家族みんな同じです。
足元にポトン、「これで遊んで」アピール術
ラッキーが私たちに遊びをお願いするとき、最もよく使うのが「おもちゃを足元に落とす」作戦。
お気に入りのおもちゃをくわえてきて、そっと目の前に置き、じーっとこちらを見上げて「にゃっ」。
その無言の圧力(?)に負けて、誰かしらが立ち上がってしまうんです。
この流れがあまりにも自然で、家族の中では「ラッキーの指名制」と呼ばれているくらいなんですよ。
ジャンプ&ダッシュ!追いかけっこタイム
ラッキーの遊びタイムには、激しい追いかけっこがつきものです。
廊下を全力疾走してソファの陰に隠れたかと思えば、また飛び出してくる。
こちらが少し離れると、今度は追いかけてくることもあって、「どっちが遊ばれてるのか分からないね」と家族で笑っています。
ジャンプやターンの動きも軽やかで、家中を舞台にした大運動会が繰り広げられる日も。
そんなふうにラッキーと走り回る時間は、私たちにとってもいい運動になっているんです。
遊びに満足すると“ぴたっ”と鳴きやむ理由
ひとしきり遊んで満足すると、ラッキーはそれまでの“にゃーにゃー”が嘘のように静かになります。
まるで「今日は満足したから、もういいわ」と言っているかのように、すっと寝床へ向かうんです。
その変わり身の早さがまた面白くて、家族みんなで「ラッキー、切り替え早いね〜」と笑うのが日課。
たっぷり遊んで、満足して、ストンと寝てしまう姿には、“遊びの充実感”がにじみ出ていて、見ているこちらまで幸せな気持ちになります。
遊び好き猫との暮らしで気をつけていること
ラッキーとのにぎやかな日々は本当に楽しいものですが、その分、気をつけていることもいくつかあります。
猫の安全や健康、そして私たちとの関係がもっと良くなるように、ちょっとした工夫を取り入れているんです。
遊び時間のバランスとメリハリ
ラッキーは一日中でも遊んでいたいタイプ。
でも、遊びすぎは疲労やストレスの原因にもなりかねません。
そこで我が家では、朝と夕方にしっかり遊ぶ時間を作り、あとはラッキーが落ち着けるよう静かな時間も大切にしています。
「遊ぶときは思いきり、休むときはしっかり」。そのリズムを保つことで、ラッキー自身も穏やかに過ごせているように感じます。
猫も人間も、オンとオフのバランスってやっぱり大切ですね。
誤飲予防に工夫した収納と素材選び
遊び好きな猫には、おもちゃの安全性も大切なポイント。
小さな部品が取れやすいものや、糸が出やすいおもちゃは避けるようにしています。
また、遊び終わったおもちゃはきちんと片づけ、ラッキーが誤って口にしないように引き出しに収納。
お気に入りのぬいぐるみだけは、彼女の「宝物箱」に入れて好きに出し入れさせています。
安全と自由、どちらも大事にしたいからこその、わが家流の工夫です。
遊びは信頼関係づくりの時間でもある
遊びは単なる運動ではなく、ラッキーとの信頼関係を育てる大切な時間だと感じています。
一緒にじゃらしで遊ぶときのアイコンタクトや、手からおもちゃを取るときの優しい力加減…。
そういう細かいやり取りを通して、「この人は安心できる存在」と思ってくれている気がします。
遊びながらラッキーの性格や体調の変化にも気づけるので、まさにコミュニケーションの時間なんです。
毎日の遊びが、私たちの絆を少しずつ深めてくれています。
まとめ
遊び好きなラッキーとの毎日は、まるでちいさな冒険の連続です。
「今日は何して遊ぶ?」と問いかけるような瞳に、こちらも自然と笑顔になってしまいます。
猫との遊びは、ただの娯楽ではなく、信頼や安心を育む大切な時間。
ときには笑って、ときには驚かされながら、私たちは今日もラッキーからたくさんのエネルギーをもらっています。
どんなおもちゃが好きか、どう遊ぶと喜ぶかを知ることで、ラッキーのことがもっともっと愛おしく感じられるようになりました。
これからも、ラッキーとの“遊びの時間”を大切に、一緒にたのしく歳を重ねていけたらと思っています。
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